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第1章


久しぶりに「あの」夢を見た。心がざわつく。まるで、オバケにでも後ろから追いかけられたような感じ・・・・・
今日は日曜。お昼まで寝ててもいい日。でも悟は寝つけなかった。目を閉じると、さっきの夢に追いかけられるのではないかと、ドキドキする。
「悟、起きなさい!友達の谷村君から電話よ!」
リビングからお母さんの声。
「ハァ~イ!」
眠気まじりの声で、悟は返事をした。
「よう。お前、まだ寝てたのか。」
「眠いんだから仕方ないでしょ。」
彼は、谷村 実。(タニムラ ミノル)悟の幼なじみだ。
「なぁ、今から遊ばない?」
「えっ、今から?」悟は今起きたばかりだというのに。
「んじゃ、俺ん家来てね。」
「えっ、あっちょっ・・・・・・」
電話を切られてしまった。
彼、谷村 実は強引な所がある。しかし幼なじみの悟にとっては、゛おきまり ゛みたいなモノだった。
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